「かんしゃく・落ち着きがない・言葉が遅い…」これって、うちの子だけ? お子様の発達・行動のお悩み
こんにちは!幕張キッズクリニックスタッフです。
子育てをしていると
「どうしてこんなに怒るんだろう?」
「何度言っても、じっとしていられない…」
「同じ年齢の子と比べて、言葉が少ない気がする…」
そんなふうに、お子様の発達や行動について気になることはありませんか?
今回は、日々の生活でよくある3つのケースを例に、ご家庭でできる対応のヒントをご紹介します。
かんしゃくが激しく、なかなか気持ちを切り替えられない
こんなケース
3歳のお子様。
いつも楽しみにしていた公園に行く予定でしたが、雨が降ってしまい、急きょ予定を変更することに。
「今日は公園に行けないよ」と伝えると、大声で泣き始めました。
「雨だから仕方ないよ」と説明しても聞くことができず、床に寝転がって泣き叫びます。
抱き上げようとしても嫌がり、物を投げたり、頭を床に打ちつけようとしたりすることも。
30分以上泣き続け、パパ・ママもどうしていいか分からなくなってしまいました。
対処法
かんしゃくが強くなっているときは、まず「なぜダメなのか」を長く説明するより、気持ちを受け止めることから始めてみましょう。
「公園に行きたかったね」
「楽しみにしてたね」
と、短い言葉で気持ちを代弁します。
少し落ち着いてから、
「今日は雨だから公園はお休み。その代わり、お家で○○しよう」
と、次にできることを具体的に伝えてみましょう。
また、予定の変更が苦手なお子様には、
「雨だったら公園には行かないよ」
「今日は公園か、お家で遊ぶかのどちらかだよ」
など、あらかじめ見通しを伝えておくことも役立ちます。
落ち着きがなく、何度言っても動いてしまう
こんなケース
4歳のお子様。
食事中もじっと座っていることが難しく、すぐに席を立ってしまいます。
外出先では興味のあるものを見つけると急に走り出し、道路でも飛び出そうとするため、目が離せません。
幼稚園からも、
「お話をしている途中で動いてしまいます」
「順番を待つことが難しいようです」
と伝えられました。
家でも園でも注意されることが増え、
「何回言えば分かってくれるの?」
「叱ってばかりになってしまう…」
と、ご家族も疲れてしまいます。
対処法
「走らない!」
「動かない!」
「ちゃんと座って!」
と禁止するだけでは、子どもにとって「では、どうすればいいの?」が分かりにくいことがあります。
そこで、
「ここではママと手をつなごう」
「まず3口食べたら、少し休もう」
「順番が来るまで、ここで待とう」
など、してほしい行動を具体的に伝えることを意識してみましょう。
また、最初から「長時間じっとしている」ことを目標にするのではなく、
「まず5分座る」
「ここまでできたら休憩する」
など、できそうなところから始めるのも一つの方法です。
できたときには、
「ちゃんと待てたね」
「手をつないで歩けたね」
と、その場ですぐに伝えてあげましょう。
言葉が少なく、気持ちをうまく伝えられない
こんなケース
2歳のお子様。
「ママ」「パパ」など、いくつか言葉は出ていますが、同年代のお子様と比べると、話す言葉が少ないように感じます。
こちらの言っていることは理解しているようですが、欲しいものがあると指差しや泣くことで伝えようとします。
うまく伝わらないと、怒ったり物を投げたりすることもあります。
パパ・ママは、
「もっと話しかけた方がいいのかな?」
「言葉を教えないといけないのかな?」
「このままで大丈夫なのかな?」
と心配しています。
対処法
言葉を増やそうとして、
「これは何?」
「言ってみて」
「○○って言ってごらん」
と、何度も言わせようとするよりも、まずはお子様が興味を持っているものや、そのときの気持ちに言葉を添えてあげることを意識してみましょう。
例えば、お子様が車を指差したら、
「くるま!」
「赤いくるまだね」
お水が欲しくて手を伸ばしたら、
「お水ほしいね」
というように、お子様の気持ちや行動を言葉にしてあげます。
「伝えたら分かってもらえた」という経験を重ねることも、コミュニケーションの大切な一歩です。
また、言葉の数だけではなく、こちらの言葉を理解しているか
指差しや身振りがあるか、人との関わり方はどうかなど、全体の様子を見ることも大切です。
スタッフからパパ・ママへ
子どもの発達や行動には、一人ひとり違ったペースがあります。
かんしゃくが激しい。
落ち着いていられない。
言葉がなかなか出てこない。
そんな「気になる行動」の背景には、その子なりの理由や感じ方の特性が隠れていることがあります。
だからこそ、
「もっとちゃんとさせなきゃ」
「私の育て方が悪いのかな」
と、ご家族だけで頑張り続けなくても大丈夫です。
「これって年齢的に普通なのかな?」
「家ではどう対応したらいいんだろう?」
「園や学校から指摘されたけれど、どうしたらいい?」
そんな疑問があれば、まずはお話を聞かせてください。
うまく説明できなくても大丈夫です。
お子様の様子とご家族のお困りごとを一緒に整理しながら、お子様とご家族が少しでも笑顔で、ラクに過ごせる方法を一緒に考えていきます。
どうぞ一人で抱え込まず、幕張キッズクリニックまでお気軽にお電話ください。








