熱はないのに「お腹が痛い・頭が痛い」?新学期前の子どもの心と体の疲れケア
お盆が明けて…お子様の「体調の変化」はありませんか?
こんにちは!幕張キッズクリニックです。
お盆休みが明け、少しずつ日常のペースに戻りつつある今日この頃
いよいよ新学期や新園生活が近づいてきましたね。
この時期、診察室でパパ・ママから多く寄せられるのが
「熱はないのに、朝になるとお腹や頭が痛いと言って起きてこない…」
「登園や登校の直前になると体調を崩す」というお悩みです。
「学校(園)に行きたくないのかな?」
「怠けさせてしまっているのかな…」
とご自身を責めてしまったり
どう接すればいいのか分からず戸惑ってしまう親御様も少なくありません。
しかし、これは決して怠けや甘えではなく
お盆休みの疲れや「もうすぐ新学期が始まる」という環境の変化に
子どもの心と体が一生懸命適応しようとしているSOSのサインかもしれません。
今回は、お盆明けから新学期にかけて増える子どもの
「原因がわからない不調」について
ご家庭での向き合い方や受診の目安をわかりやすく解説します。
身体のメカニズム:なぜ朝に痛くなるの?
子どもは大人以上に環境の変化
(クラスの雰囲気、行事の練習、生活リズムの急変化など)に敏感です。
お盆休みが明けて「もうすぐ新学期だ」という不安や緊張を感じると
脳からストレス信号が出され
自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れてしまいます。
自律神経は胃腸の動きや血流をコントロールしているため
緊張が高まることで以下のようなリアルな身体症状が引き起こされるのです。
お腹の痛み: 腸が過剰に収縮したり、胃酸が多く出たりして痛む(自律神経性腹痛など)
頭の痛み: 血管がぎゅっと収縮・拡張して頭痛が起きる
吐き気・だるさ: 朝起き上がるのがつらかったり、気分が悪くなったりする
重要なのは
「仮病ではなく、お子様は本当に痛みや体調不良を感じている」ということです。
念のため確認!「病気(器質的疾患)」との見分け方
ストレスや緊張から来る痛みの多くは
夕方や休日、好きな遊びをしている時にはケロッと良くなるのが特徴です。
ただし、中には急性胃腸炎や便秘、虫垂炎(盲腸)
感染症などの「体の病気」が隠れていることもあります。
以下のサインがないか必ずチェックしてください。
すぐに受診すべきサイン
- 痛みがどんどん強くなっている、激しく泣き叫ぶ
- うずくまって歩けない、お腹を触ると痛がってカチカチに硬い
- 何度も吐いてしまう、吐いたものに緑色の液体が混ざっている
- 熱が38℃以上ある
- 血便が出ている、便の色が白っぽい
こうした症状がなく
「朝起きると痛がるけれど、休むと決まったら元気になる」
「うとうと横になっていると治まる」
という場合は、環境や疲れによる自律神経の乱れが影響している可能性が高いと考えられます。
朝「痛い」と言われたときの寄り添い方のコツ
朝の忙しい時間帯に体調不良を訴えられると、焦って
「早くしなさい!」「学校行くのイヤなの!?」
と問い詰めたくなってしまいますよね。
そんな時こそ、一呼吸置いて次のように接してみてください。
まずは痛みに共感する:「痛いんだね、つらいね」と、まずは言葉を受け止めてあげてください。理解してもらえた安心感だけで、痛みが和らぐこともあります。
少し横にならせて様子を見る:「10分だけ横になって温かいお茶でも飲もうか」と落ち着く時間を作りましょう。
「休ませること=負け」と思わない:どうしてもつらそうな時は無理をさせず、「今日はゆっくり休んで元気をチャージしようね」と休養を与えることも大切です。
お家でしっかりエネルギーが溜まれば、また自分から動き出せるようになります。
スタッフからパパ・ママへ
子どもの心と体のバランスはとてもデリケートです。
大人でも「連休明けの仕事はちょっと憂鬱だな…」
と感じるのと同じように、子どもたちも大きなプレッシャーと戦っています。
「病院に行くほどではないかもしれないけれど、朝の腹痛が何日も続いて困っている」
「便秘のせいなのか、心の問題なのか分からない」
そんな時も、どうぞ遠慮なく幕張キッズクリニックにご相談ください。
診察(触診など)や便通のチェックをしっかり行い
体に問題がないかを確認した上で
お家での過ごし方や必要に応じたお薬のご提案など、パパ・ママと一緒に解決策を考えます。
親御様だけで抱え込まず、気軽なお話の場としても当院を頼ってくださいね!








