秋のお出かけシーズン!子どものケガ・ハチ刺され予防と応急処置のポイント

こんにちは!幕張キッズクリニックです。

秋になり、公園遊びやキャンプ、行楽など、ご家族でお出かけする機会も多くなっているのではないでしょうか。

「公園で転んで大きな擦り傷ができちゃった…」

「ぶつけたところが腫れてきて心配」

「秋になるとハチが増えるって聞いたけれど、対策はある?」

外で思い切り体を動かせる絶好のシーズンですが、のびのび遊ぶ中で「すり傷」や「こぶ」、そして秋に活発化する「ハチ」などのトラブルも起こりやすい時期でもあります。

お出かけ先で突然ケガをしてしまうと、パパやママも焦ってしまいますよね。

そこで今回は、「ご家庭や公園でできる適切な応急処置」と「秋のハチ刺され予防のポイント」について、分かりやすく解説します!

おうちで慌てない!「ケガと予防」のチェックリスト

お出かけ先でケガをした時や、ハチに遭遇した時のポイントをまとめました。
いざという時のためにチェックしてみてください。

すり傷・切り傷は「まず水で洗う」が鉄則!

転んで傷ができたら、以前のように「まず消毒液!」ではなく、水道水(流水)で砂や泥をしっかり洗い流すのが今の基本です。

消毒液は皮膚の再生を助ける細胞まで傷つけてしまうことがあります。

痛がるとかわいそうに思えますが、砂が残ると「刺青(いれずみ)痕」のように残ったり、治りが遅くなったりするため、まずは水できれいに洗い流して清潔なガーゼや絆創膏で保護しましょう。

打撲・こぶは「10〜15分冷やす」

遊具から落ちたり、走ってぶつけたりした箇所は、保冷剤や氷をタオルに包んで10〜15分ほどしっかり冷やしましょう(※凍傷を防ぐため、必ずタオル等を巻いて当ててください)
冷やすことで内出血や腫れを抑えることができます。

秋に増えるハチ刺され対策

実は秋(9〜11月)は、スズメバチやアシナガバチが巣を守るために最も攻撃的になる季節です。公園や山へお出かけする際は、次の点に注意しましょう。

服の色: ハチは黒い色に反応して襲ってくる習性があります。白や明るい色の服・帽子を選びましょう。

におい: 甘い清涼飲料水や果物、香水にも寄ってきます。ジュースの飲み残しなどは放置せず蓋を閉めましょう。

万が一ハチに刺されてしまったら?

もしお子様がハチに刺されてしまったら、パパ・ママも動揺してしまいますが、落ち着いて次の順序で応急処置を行いましょう。

静かにその場から離れる

ハチを払ったり大声を出したりせず、姿勢を低くして20〜30mほど離れます(ハチが仲間を呼ぶのを防ぐため)。

流水で洗いながら、毒を指で絞り出す

傷口を水で洗い流しながら、毒を強く押し出すように絞ります(※口で吸い出すのは、口内の傷から毒が回る恐れがあるため厳禁です)。

保冷剤などでしっかり冷やす

痛みが強い場合は、濡れタオルや保冷剤で局所を冷やしてください。

※刺された後に「息苦しさ」「全身のじんましん」「顔色が悪い・ぐったりしている」「吐き気」などの症状が出た場合は、重いアレルギー反応(アナフィラキシーショック)の可能性があるため、至急救急車を呼ぶか緊急受診してください。

頭をぶつけた時の観察ポイント

公園の遊具などから落ちて頭を打った場合、以下の症状がないか24〜48時間は注意深く観察してあげてください。

繰り返し何度も吐く

  • 視線が合わない・ボーッとしている・意識がはっきりしない
  • 強く痛がって不機嫌が何時間も続く
  • 鼻や耳から透明な液体や血が出てくる

これらの症状が見られる場合は、お早めに医療機関を受診してください。
頭をぶつけた直後は元気に遊んでいても、後から症状が出てくることもあるため、当日は激しい運動を避け、静かに過ごすのが安心です。

お出かけバッグに入れておきたい「安心救急キット」

秋の行楽シーズン、かばんに少し入れておくだけで安心なケアグッズです。

  • 水道水の入ったペットボトル(公園の手洗い場が遠い時の洗浄用)
  • 大きめの絆創膏・ガーゼ・ポリエチレン手袋
  • 個包装の清潔なウェットティッシュ(アルコール不使用のもの)
  • 保冷剤・冷却シート

「これくらいの傷で受診してもいいのかな?」
「傷口に砂が少し残っている気がするけれど、受診したほうがいいのかな…」
「自宅で処置をしてみたけれど、腫れがなかなかひかなくて心配」
「子どもは元気そうだけれど、このまま様子を見て大丈夫かな?」

そんなふうに、受診すべきかどうか迷われる親御様も少なくありません。

小さなお子さまのケガは、傷の大きさだけでは判断が難しいこともあります。
見た目は小さな傷でも、砂や小さな異物が残っていたり、傷の奥まで汚れていたり、時間が経ってから腫れや赤みが強くなったりすることもあります。

「こんなことで受診していいのかな」と遠慮される必要はありません。
少しでも気になることや、「これって大丈夫?」という不安がありましたら、どうぞお気軽にご相談くださいね

スタッフからパパ・ママへ

お外で思い切り走り回ったり、自然に触れ合ったりする経験は、お子様の心と体の成長にとってとても大切な時間です。

正しく予防と応急処置を知っておくことで、ご家族で安心して秋の行楽シーズンを楽しんでいただけますように。

気になるケガや心配な症状がございましたら、いつでも頼ってくださいね!

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