2025/08/26

鼻腔噴霧型インフルエンザワクチン フルミストⓇについて

*事前に接種券の購入が必要です。こちらを確認ください。
*接種券を事前に購入されていない方は
 接種の予約があっても接種できません。ご注意ください。

■フルミストⓇとは

 フルミスト®は、鼻の中に噴霧するタイプのインフルエンザワクチンです。
 2003年にアメリカで承認され、
 日本でも2023年に厚生労働省から承認を受けています。
 0.1mlという少量のワクチン液を左右それぞれに1回ずつ噴霧するだけで、
 針は使用しません。注射に比べて痛みが少なく済みます。

これまでの注射タイプ新しい鼻噴霧タイプ
不活化ワクチン生ワクチン
効果持続は5ヶ月程度効果持続は1年程度
痛い痛みがない

■年齢:2歳から18歳までの方
■回数:ほとんどの場合で1回
※2歳から8歳の方で今までインフルエンザに感染した事がなく、
 かつワクチン接種をした事がない場合は1ヶ月後に2回の接種が必要です。 
■1回 ¥8,000(2回接種が必要な方は¥16,000)


■フルミスト接種ができない方

・5歳未満で喘息の治療を行っている方、
 または1年以内に喘息の発作があった方(ゼイゼイした、吸入した等)
・心疾患、肺疾患、肝疾患、糖尿病など代謝性疾患、血液疾患、
 神経系疾患、免疫力低下など慢性疾患を持っている方
・免疫機能が低下した人と日常的に接する方
・アスピリンを服用している方
・ギランバレー症候群を発症した経験がある方
・卵、ゲンタマイシンなどアレルギー反応を起こしたことがある方
・ご家族に2歳未満のお子さんがいる方
※まだ小さい年齢で普段から鼻水・鼻づまりが多いお子さんの場合、
  鼻水・鼻づまりがひどいと効果が不確実になる可能性があります。 

■副反応について

・接種後3~7日後くらいに軽い風邪症状(鼻水・鼻づまり・咳、発熱など)を
 約30-40%の方で認めます。
 接種後に発熱や風邪症状が続く場合は受診して下さい。

注射タイプが良いお子さん

●まだ小さい年齢で普段から鼻水・鼻づまりや咳症状が
 多いお子さんの場合、鼻噴霧タイプは鼻水・鼻づまりが
 ひどいと効果が不確実になる可能性があります。
●痛くなくても泣いてしまうお子さんの場合、
 泣いてしまって鼻水がたくさん出てしまうと
 鼻噴霧タイプは効果が不確実になる可能性があります。
●気管支炎や喘息症状をたびたびおこすお子さんの場合、
 鼻噴霧タイプでは接種後3~7日後くらいに
 鼻・咳・発熱などが生じる可能性があり、
 元々の病状を悪化させたり修飾してしまう可能性があります。

 よって概ね3歳(~5歳)以下くらいのお子さんは、
 どちらかというと注射タイプが良いかもしれません

鼻噴霧タイプ(フルミスト)が良いお子さん

●痛いことが嫌いなお子さんの場合、鼻噴霧タイプは痛くありません
●基礎疾患がなく普段あまりかぜをひかないお子さん。
 鼻噴霧タイプは接種後3~7日後くらいに
 鼻・咳・発熱などが生じる可能性があり、
 体調が不安定なお子さんは元々の病状を悪化させたり、
 修飾してしまう可能性がありますので、
 体調が安定しているお子さんがおすすめです
●1回ですませたい方
 鼻噴霧タイプは1回接種で終了です。有効性は1年間です。
(インフルエンザにかかったことがなく、
 ワクチンを受けたことがないお子さんは2回接種です) 

 よって概ね年長さん~小学生以上のお子さんは、
 鼻噴霧タイプを選択しても良いでしょう

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