予防接種
千葉市 公費ワクチン(無料接種)
千葉市では、赤ちゃんや子どもの健康を守るため、定められたワクチン接種を公費(無料)で受けられる制度があります。対象年齢や回数が決まっており、期間を過ぎると自己負担になることがありますので、計画的な接種が大切です。
◆ 乳幼児期に接種するもの
五種混合ワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・インフルエンザ菌b型)
5種類の感染症をまとめて予防できるワクチンです。インフルエンザ菌b型は細菌性髄膜炎や喉頭蓋炎など、ジフテリアや百日せきは呼吸困難を引き起こすことがあり、破傷風はけがをきっかけに発症、ポリオは麻痺を残すことがあります。複合ワクチンで効率的に予防します。
接種時期:生後2か月〜7歳6か月未満
回数 :初回(3回)+追加(1回)
小児用肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌による肺炎や中耳炎、細菌性髄膜炎などを防ぎます。乳幼児は免疫が未発達なため、重症化しやすい感染症のひとつです。ワクチンで予防することで、入院や後遺症のリスクを減らせます。
接種時期:生後2か月〜5歳未満
回数 :初回(3回)+追加(1回)
B型肝炎ワクチン
B型肝炎ウイルスの感染を防ぎます。感染すると慢性肝炎や肝硬変、肝がんの原因になることがあります。母子感染だけでなく、日常生活や医療処置での感染リスクもあるため、赤ちゃんのうちから予防します。
接種時期:生後2か月までに開始(原則生後1歳未満完了)
回数 :3回
ロタウイルスワクチン(ロタリックス/ロタテック)
乳幼児の重い胃腸炎の原因となるロタウイルス感染を防ぎます。感染すると嘔吐や下痢が続き、脱水症状で入院が必要になることもあります。ワクチンは経口(飲むタイプ)で、重症化を防ぐ効果があります。
接種時期:生後6週〜24週または32週(ロタリックスは24週、ロタテックは32週)
回数 :ワクチンの種類による(ロタリックスは2回、ロタテックは3回)
BCGワクチン
結核のなかでも特に乳幼児で重症化しやすい結核性髄膜炎や粟粒結核を防ぎます。日本では結核患者は減ってきていますが、まだ完全になくなってはいないため、予防が重要です。
接種時期:生後5か月まで
回数 :1回
日本脳炎ワクチン
蚊を媒介して感染するウイルスによる脳炎を防ぎます。重症化すると後遺症が残ることがあります。日本では発症はまれですが、予防は重要です。
接種時期:1期(6か月〜4歳で計2回+追加1回)、2期(9歳で1回)
回数 :計4回
◆ 幼児期〜小学校入学前後
麻しん風しん混合(MR)
麻しん(はしか)と風しんを同時に防ぎます。麻しんは高熱や発疹だけでなく肺炎や脳炎を起こすことがあり、風しんは妊娠中の感染で赤ちゃんに影響が出ることがあります。流行予防のためにも接種が必要です。
接種時期:1期(1歳〜2歳未満)、2期(小学校就学前年度4月1日から3月31日まで)の計2回
回数 :2回
水痘ワクチン(水ぼうそう)
かゆみの強い発疹だけでなく、まれに肺炎や脳炎などを引き起こす水ぼうそうを予防します。発症を完全に防げない場合もありますが、軽くすむことが多くなります。
接種時期:1歳〜
回数 :2回
日本脳炎ワクチン
乳幼児期参照
◆ 学童期以降
二種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風)
小学校高学年で受ける追加接種です。乳幼児期の免疫を長く保つために行われます。ジフテリアや破傷風の再流行を防ぐ目的があります。
接種時期:11歳〜12歳
回数 :1回
日本脳炎ワクチン
乳幼児期参照
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぎ、将来の子宮頸がん発症のリスクを減らします。対象年齢での接種が効果的です。
接種時期:小学6年〜高校1年相当の女子
回数:2回または3回(開始年齢による)
自費ワクチン(任意接種・有料)
・水痘ワクチン(6,000円)
水痘は、水痘帯状疱疹ウイルスによって起こる感染症で、発熱と全身のかゆみを伴う水ぶくれが特徴です。多くは自然に治りますが、重症化すると肺炎や脳炎などを起こすことがあります。予防接種により感染や重症化のリスクを減らすことができます。1歳から接種可能で、既に罹患したことがある場合は不要なこともあります。
・おたふくかぜワクチン(4,000円)
おたふくかぜは、ムンプスウイルスによる感染症で、耳の下やあごの下が腫れ、痛みや発熱を伴います。まれに髄膜炎や難聴などの合併症を起こすことがあります。接種は1歳以降に可能で、流行期や集団生活を始める前に予防することが望ましいとされます。
・ B型肝炎ワクチン(10才未満:4,800円、10才以上:6,000円)
B型肝炎ウイルスは血液や体液を介して感染し、肝炎や肝硬変、肝がんの原因となることがあります。乳児期の接種が推奨されていますが、任意で接種する場合もあります。感染経路は母子感染だけでなく、ケガによる血液接触などもあり、小さな子ども同士でも感染することがあります。
・3種混合(DPT)ワクチン(7,000円)
ジフテリア・百日せき・破傷風を予防するワクチンです。以前は4種混合(ポリオを含む)が定期接種として行われますが、追加接種やポリオを除いた形での接種を希望する場合に3種混合となります。特に百日せきは乳児に感染すると重症化しやすく、家族からの感染を防ぐ目的で大人が接種することもあります。
・ ポリオワクチン(7,000円)
ポリオ(急性灰白髄炎)は、ポリオウイルスによって起こる感染症で、まれに手足のまひを残すことがあります。日本では定期接種に含まれていますが、海外渡航など特別な事情がある場合、任意で追加接種することがあります。現在は不活化ワクチンが用いられ、安全性が高くなっています。
・ インフルエンザワクチン
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症で、発熱・頭痛・全身の倦怠感・筋肉痛などを伴います。小児や高齢者、基礎疾患のある方は重症化しやすい傾向があります。毎年ウイルスの型が変化するため、シーズンごとに接種が推奨されます。生後6か月から接種可能です。
その他料金はこちら
予約方法・予診票
ワクチン・健診の受付時間について
1. ワクチン・健診専門時間
平日 14:30〜15:00
予防接種や健診のみを行う時間帯です(診察・処方は行いません)。
・インターネット予約制(30日前から受付)
・公費の予防接種・健診と同日の診察や薬の処方はできません。
・自費ワクチンと同日に診察・処方を希望される場合は、一般診療またはクリーン診療枠をご利用ください。
2. クリーン診療時間
お風邪症状のあるお子さんがいらっしゃらない時間帯です。
診察・自費健診・自費ワクチンを同時に行えます。
・インターネット予約制(前日9時から受付)
・3日以内にご本人やご家族に風邪などの症状があった場合は利用できません。
3. 一般診療時間での接種
一般診療中にもワクチンや健診を行っています。
・インターネット予約制(前日9時から受付)
・ワクチン接種は受付終了30分前まで
・最終予約枠は
平日 16:30〜17:00
土曜 12:15〜12:30
※時間を過ぎると予約があっても接種できませんのでご注意ください。
※乳児の方は、なるべく専門時間での接種をおすすめします。
※インフルエンザワクチンは事前の予約券購入と専用枠予約が必要です。
当院で接種しているワクチン
・B型肝炎
・ロタウイルス(ロタリックス/ロタテック)
・ヒブ(Hib)
・肺炎球菌
・五種混合・三種混合(DPT)
・不活化ポリオ(単独)
・MR(麻しん・風しん混合)
・おたふくかぜ
・水痘(みずぼうそう)
・日本脳炎
・二種混合(ジフテリア・破傷風)
・子宮頸がんワクチン(ガーダシル®/シルガード®)
※以下のワクチンは接種希望日の1週間前までにお電話でご連絡ください(ワクチン発注のため)。
不活化ポリオ単独、三種混合、ヒブ、ロタテック、五種混合(クイントバック)、肺炎球菌(バクニュバンス)、ガーダシル®、シルガード®(自費)
ご注意事項
・BCGは接種していません。
・ご家族に当院受診歴のない成人のみの接種はできません。
・ワクチンの種類によっては時期や対象に制限がある場合があります。
・男性の子宮頸がんワクチン(シルガード®)は3回とも自費となります。
予防接種スケジュール
ロタウイルス、五種混合、肺炎球菌、B型肝炎は生後2か月から接種できます。
接種スケジュールは種類・回数が多いため、当院までご相談ください。
初回ワクチンを他院で接種した方はワクチン種類が異なる可能性があるので事前にお問い合わせください。
予防接種は一般診療時間とは別に専門枠もあります。ご希望の方は予約を取ってからご来院ください。
準備していただくもの
1.母子手帳
安全に予防接種をおこなう為にも必ず母子手帳をお持ち下さい。
当日、母子手帳をお忘れになった場合は接種ができません。あらかじめご了承ください。
2.予診票
体温以外の質問・保護者サイン欄の記入をしてお持ちください。
千葉市の予診票はクリニックにもございます。
HPから、または 「千葉市予防接種 各種予診票」で検索するとダウンロードも可能です。
3.委任状(必要な方のみ)
千葉市では定期予防接種の際、保護者(両親)以外の方が付き添われる場合は保護者自筆の委任状が必要です。
接種日から1ヶ月以内に作成された委任状をご持参下さい。
※委任状が必要な方は事前に当院受付までお越しください。
HPから、または「千葉市予防接種 委任状」で検索するとダウンロードも可能です。
予診票
こちらからご確認ください。






